女性の一生をスプーン一杯ほどの少量で支配するエストロゲンの不思議!?

女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステン(黄体ホルモン)の二種類があります。女性ホルモンであるエストロゲンは女性らしさの女性ホルモンで妊娠や出産に適した女性特有の体を作ります。エストロゲンは”エストラジオール”、”エストリオール”、”エストロン”の3種類が知られていますが、そのうちエストラジオールが最も強く作用します。エストロゲンには抗酸化作用があり、活性酸素の発生を防ぎます。エストロゲンは排卵の準備をし、生理の終わりごろから排卵前にかけて分泌が高まります。とても大切なエストロゲンですが、一生を通じてスプーン一杯ほどの少量の分泌量で女性の一生を支配しており、思春期の初潮から閉経まで出産を果たすために働いているのですが、出産ができなると女性ホルモンは減少してしまいます。女性ホルモンは小児期から分泌されており、思春期に分泌量が増大し、20〜30歳頃に女性ホルモンの分泌量はピークを迎え、年齢とともに減少して更年期になると急に減少してしまいます。
エストロゲン 不足は更年期障害や骨粗鬆症などを引き起こします!

更年期(閉経を挟んで前後十年ぐらい)を迎えた女性はエストロゲンの分泌が急激に減少し、頭痛やめまい、冷え、ほてり、イライラ、不眠などの更年期障害がおこります。中高年女性の更年期障害はエストロゲンが急激に減少したために体が急激な変化に対応することができなくなってしまって引き起こされてしまったためです。20〜30代の若い女性でも無理なダイエットや運動不足、栄養の偏りなどでエストロゲン 不足の状態になり更年期障害のような不調に悩まされている女性ホルモンの足りない女性が急増しています!さらにエストロゲンの減少によって筋肉や骨、つややかな髪、女性らしいふくよかな肌までも衰えさせてしまいます。女性の強さと美しさを守るためのエストロゲンですので一生を通じて大切にしていきたいですね。エストロゲンの抗酸化作用により動脈硬化を予防する働きがありますので、女性は女性ホルモンの分泌が急激に減少する更年期以降に動脈硬化のリスクが高まります。さらにエストロゲンには脂肪を分解するのを促する働きがありますのでエストロゲンが不足すれば脂肪が分解されないために肥満になってしまいます。女性の中年太りもエストロゲン 不足と関係があるようです。
エストロゲン イソフラボンは植物エストロゲン!?

イソフラボンは、大豆に含まれるポリフェノールの一種で、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをします。日本女性の更年期障害が欧米人に比べて軽いのは大豆をたくさん摂取する食生活でイソフラボンを補給しているためです。イソフラボンは”植物エストロゲン”とも呼ばれエストロゲンと似た働きをするために注目をあつめています。イソフラボンは、植物由来のエストロゲンですから体の中で女性ホルモンと同じように働き、更年期障害や骨粗鬆症などの症状を予防、改善します。イソフラボンは女性ホルモンの分泌が減少しているときは補充し、女性ホルモンの分泌が過剰のときは女性ホルモンの作用を緩和する働きがあります。女性ホルモンの減少によっておこる肌のシワやたるみを女性ホルモンと同じような働きをするイソフラボンを摂取することでコラーゲンやヒアルロン酸の合成機能が向上するので肌のシワやたるみを改善して肌を美しくします。イソフラボンは女性ホルモンが減少したときには代替の女性ホルモンとして作用しますからとても大切なものだと思います。エストロゲンは健康増進に優れていますから貴重な女性ホルモンなのですが、女性の一生の間に分泌される女性ホルモンはわずか小さじ一杯分しかありませんので少しでも女性ホルモンが不足すれば健康が損なわれて老化も進んでしまいます。中高年の女性や若い女性でも女性ホルモン不足に陥らないようにイソフラボンを摂取する生活をすることが大切です。